水澤都加佐のアルコール依存症援助プログラムとは?
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アルコール依存症の治療、それはアルコールをきっぱりとやめること、
即ち、断酒が唯一の治療法なのです。
「そんなことは最初から解っている!」
こんな声が聞こえてきそうですが、断酒が出来れば苦労はありません。
一般には、お酒の量を減らせばよいのではないかと、よく言われます。
いつも3合飲酒していた人に、1合にするというものですが、
このような指導は、アルコール依存症の予防段階の指導法です。
すでにアルコール依存症である人にそんな減酒なんて、無理な相談です。
そのアルコール依存症の人は、もう3合の体質になっているのです。
それを1合で押さえようとしても、ストレスが生じ、イライラや不眠症のもとです。
ほとんどのアルコール依存症の人は、家族の前では1合の酒ですませても、
影で隠れて2合の酒を飲んでいるでしょう。
例え1、2ヶ月間、断酒をしてもいつかは必ず、飲酒をしでかすものです。
アルコール依存症の回復でまず肝腎なことは「本人の認識」なのです。
本人の認識も大事ですが、ご家族の
「アルコール依存症は病気だ」という理解をもつことです。
多くの場合、患者は依存を認めてしまうと飲酒ができなくなるため、
自分がアルコール依存症であることを認めようとしません。
何よりもまず、本人に疾患の自覚と治療の意志を持たせることが大切です。
それが回復への第一歩となります。

アルコール依存症の人は、意志が弱い、道徳心が低いなど
不幸な心理的・社会的問題が原因であるように思われがちです。
しかし、そうではなく多くの場合この病気の結果であることが多いのです。
つまり、アルコールによって病的な変化が身体や精神に生じ、
その事により、過剰な飲酒行動が起こるということです。
この様なことを本人や家族の人が理解し、認めることが、
この病気から回復する上での欠かせない第一歩となるでしょう。



